ゲノム編集育種 愛媛の現状
柑橘王国・愛媛。
温暖化によって、未来、栽培できる作物に変化が訪れるのではないかと危機感を抱く、というのは、私たちの食べるものを作ってくださっている農家さんから、聞かれる声の一つ。
栽培について、もちろんそれによって生計を立てる方たちにとって、何をどのように収穫していくかは大切なこと。
愛媛で、ゲノム編集育種の動きがあると知った。
大変なことになってきた、、、
恐怖しかない、、、という思いであるけれど、
まず事実を知ることからだとおもうので、
記録として。
✴︎
水産物や柑橘にゲノム編集を用いた育種・品種改良を進めているとのこと。
「愛媛県農林水産試験研究推進計画」に謳われている。
ゲノム編集技術活用を推進しないよう求めた請願書は、県議会で否決されたとのこと。
政治をもってして、これを止めることは、今のところできてはいない。
水産業、農業、畜産業、様々な分野で、これまでも品種改良が行われ、より美味しくとか気候に適したとか、(人間の都合ではあるけれど)技術的に食べ物を操作してきてはいる。
手間と時間をかけた研究、自然と大きくかけ離れたならばうまくいかないなど、様々な困難を越え、今私たちが食すものもあるのだけど、、、
ゲノム編集は、これまでの伝統的育種とは、大きく一線を画す、大変危険なものと、私は認識しています。
本来それぞれが持っている「遺伝子」を操作する技術は、最も大切な大いなる何かを、激しく逸脱するものであり、ひとつのそれが、それではなくなる、、、異物と化す、と感じます。
最も日本の国は、それを効率的育種方として農水省の旗振りのもと推進しているわけで。。。
自然界におこる突然変異ではありませんから。
人の手による不自然な操作が、私たちの、生き物の身体と心をつくる食の舞台に上がってくる、恐怖以外の何があるでしょう。。。
『食の安全を守る人々』のドキュメンタリー映画の中に、大学でゲノム編集技術の研究に携わるシーンがありました。
鯛の遺伝子操作。
養殖鯛が、要はもっとふっくら大きくなれば一匹の鯛の価値があがる。魚の消費が減り収益減の養殖業者を救える、、、といった内容であったと記憶しています。
食が満たされ、業者も養殖が楽になってWin-Win!っていう、、、。
研究者としては、「正義」なのだな、と感じました。心の中でうなりました。
ある一点においての正しさと、それが及ぼす計り知れない未来。
各分野でそのような現実があり、これをマクロでみていくと、人間と自然界ひいては宇宙、、、の問題であるけれど。
話が大きくなりすぎました。
ゲノム編集一点に戻しましょう。
遺伝子とはなんぞや。というと、私の苦手な分野にたどり着いてしまいますがw
生きとし生けるもの全て、宇宙から与えられた自然に受け継がれた遺伝子の数や配列によってその形をつくられ、そのものとして成している、侵されるべからぬもの。
操作、編集することで、いったい、なにが起こるのか。
より大きくなったり、一時的にはより旨味を増したり、より強くなったり、するのかもしれない。
それすらわからない。
農薬に負けず作物が育つとか、ほんと意味不明。
RNA干渉、Seed Production Technology、エピゲノム編集、それが何なのかわからない言葉が並ぶ、それがどこに使われようとしているか、というのが私たちの食べ物にということ。(もぅほんと、どういうこと??)
愛知県では花卉にゲノム編集育種の研究がなされているというから、結局自然界のあらゆる方面にその恐怖は及ぶわけで。
そんなものの花粉を例えば正常な虫たちがいただいたとして、その虫たちに異変は起こらないのだろうか、など、想像ふくらむばかりであるが、
柑橘をゲノム編集育種しようとしている愛媛。
いや、ちょっと待ってちょうだい。。
誰が喜ぶのであろうか。
誰が満たされるのであろうか。
その代償は、未来にどのような影響を及ぼしていくのであろうか。
知ることから、
調べることから、
問いかけ
声をあげることを
忘れてはいけないと、おもう。
これまで、和〜nodoka〜として、調べたり講演やドキュメンタリー映画鑑賞などしても、なかなかこの点について文章化できていなかったのですが、会って伝えれる方にだけでなく、
少しでもアウトプットしていきたいと思います。
さて、この思いが、どれほど文章という形になるでしょうね。
思いあふれたときに、形にしていきます。
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